急に具合が悪くなる|宮野真生子, 磯野真穂
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■著者
宮野真生子, 磯野真穂
■内容
もし明日、急に重い病気になったら――
見えない未来に立ち向かうすべての人に。
哲学者と人類学者の間で交わされる「病」をめぐる言葉の全力投球。
共に人生の軌跡を刻んで生きることへの覚悟とは。
信頼と約束とそして勇気の物語。
もし、あなたが重病に罹り、残り僅かの命言われたら、どのように死と向き合い、人生を歩みますか? もし、あなたが死に向き合う人と出会ったら、あなたはその人と何を語り、どんな関係を築きますか?
がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者が、死と生、別れと出会い、そして出会いを新たな始まりに変えることを巡り、20年の学問キャリアと互いの人生を賭けて交わした20通の往復書簡。
■目次
1便:急に具合が悪くなる
2便:何がいまを照らすのか
3便:四連敗と代替療法
4便:周造さん
5便:不運と妖術
6便:転換とか、飛躍とか
7便:「お大事に」が使えない
8便:エースの仕事
9便:世界を抜けてラインを描け!
10便:ほんとうに、急に具合が悪くなる
■抜粋
私が「いつ死んでも悔いがないように」という言葉に欺瞞を感じるのは、死という行き先が確実だからといって、その未来だけから今を照らすようなやり方は、そのつどに変化する可能性を見落とし、未来をまるっと見ることの大切さを忘れてしまうためではないか、と思うからです。そして、私が旅に出てまったく違う人生を思い描いてみたいと願うのは、人生とはそれぞれにまったく別々で、今の私からはわからない無数の可能性を孕みながら進んでいるのだということを忘れないでいたいからなのです。
少しかっこつけすぎた気もします。だって、一方で、リスクという可能性が示す一本道に私たちは「安心」という大切なものを与えられることもあるからです。なにより私たちは今や確率の言葉から逃れることがとても難しい。こんな社会をどんなふうに生きてゆくことができるのか、磯野さんと考えていきたいと思っています。(p.31)
■状態:【B】並上
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【S】未使用に近い
新品同様、またはそれに近い非常に良好な状態です。
目立つ傷み・汚れ・書き込みは確認されません。
【A】良好
わずかな使用感や軽微な経年変化(ごく軽いヤケ・スレなど)は見られる場合がありますが、全体として非常にきれいな状態です。通読には全く問題ありません。
【B】並上
一般的な中古本として良好な状態です。
カバーや本体に多少のスレ・ヤケ・小さな汚れなどが見られる場合がありますが、本文の通読には支障ありません。
【C】並
中古本として標準的な状態です。
ヤケ・シミ・スレ・小折れ・軽微な書き込み等が見られる場合がありますが、通読には問題のない範囲です。
【D】やや難あり
目立つ使用感があります。
ヤケ・シミ・折れ・書き込み・カバー傷みなどが比較的多く見られる場合があります。読むこと自体は可能ですが、状態を重視される方はご注意ください。
【E】難あり
強い使用感または傷みがあります。
書き込み、強いヤケ、破れ、ページ傷みなどが含まれる場合があります。資料用・読書用としてのご理解の上でご検討ください。
