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■著者
小笠原鳥類
■内容
言語=動物が跳梁する!
熟成・魚礁・魚醬、数年間放置され、孔雀も生きていた生きていた、ダイビング攪拌して動く見える見える、おかしい、華麗な死なない。攪拌しながら中を動ける深海、腐敗水族館・腐敗水族館、ひっひっ、並んだ並んだ、あえかな、くさっていて、おかしい。おかしい――
(「腐敗水族館」)
「海底の泥を蹴立てて白色のまた紅色の馬となって 一瞬われわれの目の前を横切ることがあるから油断はならない」(岡井隆)。
反抒情の極北を指す、ことばの未知の光景へようこそ。『素晴らしい海岸生物の観察』で圧倒的な驚きを開示した小笠原世界を一望する。
解説=入沢康夫、野村喜和夫、田野倉康一、榎本櫻湖、小林銅蟲
■抜粋
詩は、時間が経過すると、時代の言語が変化していき、書いた人やその知人が亡くなっていき、関連する多くの情報が忘れられ消えていくので、徐々に不気味な闇になっていくだろう。不気味な強い力を持つ古典の詩歌と比べると、生きている詩人による新しい詩は不利である。でも、なんとかして、古典に負けない不気味なわけのわからない詩を濃厚に書かなければならないのである。そうでなければ万葉集を読んでいればよい。(p.129)
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