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■著者
戸田山和久
■内容
恐怖は知性だ!
前代未聞の哲学入門
なぜわれわれはかくも多彩なものを恐れるのか? ときに恐怖と笑いが同居するのはなぜか? そもそもなぜわれわれは恐れるのか?――人間存在のフクザツさを読み解くのに格好の素材がホラーだ。おなじみのホラー映画を鮮やかに分析し、感情の哲学から心理学、脳科学まで多様な知を縦横無尽に駆使、キョーフの正体に迫る。
■目次
I 恐怖ってそもそも何なのさ?
第1章 恐怖の原型としての「アラコワイキャー体験」
第2章 アラコワイキャーのどれが重要なのか?――「部分の問題」を考える
第3章 これが恐怖のモデルだ!――身体化された評価理論
II ホラーをめぐる3つの「なぜ?」
第4章 まずは「ホラー」を定義しちゃおう
第5章 なぜわれわれはかくも多彩なものを怖がることができるのか?
第6章 なぜわれわれは存在しないとわかっているものを怖がることができるのか?
第7章 なぜわれわれはホラーを楽しめるのか?
III 恐怖の「感じ」って何だろう?――ゾンビといっしょに考える
第8章 哲学的ゾンビをいかに退治するか?
第9章 「意識のハードプロブレム」をいかに解くか?
■引用
「恐怖は、怖さ特有の「怖い感じ」をもっている。この怖い感じゆえに、恐怖が娯楽になる。それがホラーだ。恐怖を感じる生きものはいろいろいるだろうが、恐怖を楽しむことができるというのは、きわめて人間的な事実じゃないだろうか。なぜ、どのようにして、人は恐怖を楽しめるのだろうか。そして、その「楽しみ」の正体はいったい何だろう。ホラーの何を楽しんでいるのか。ホラーを楽しむためにはどんな能力が必要なのだろうか。
そしてホラーはフィクションだ。怖いものが出てくるが、それって画面の中だけのことでしょ。なんで作りごとだとわかっているのに、吐き気がするほど怖かったんだろう」(p.17)
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