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■著者
國分功一郎
■内容
民主主義の危機にいまなすべきこと
「何かおかしい」という直感から、政治へのコミットメントははじまる。パリの街で出会ったデモ、小平市都市計画道路反対の住民運動、辺野古の基地建設反対運動……哲学研究者が、さまざまな政治の現場を歩き、対話し、考えた思索の軌跡。民主主義を直感し、一歩踏み出すための、アクチュアルな評論集。
――「政治的な問題を考える時、最初にある素直な直感はとても大切である。人は何ごとについても直感を得るわけではない。したがって、たとえ事情に通じていなくても、『これは何かおかしい』という感覚が得られたならば、それだけで貴重である。そこからは『なぜこうなっているのか?』という問いかけが生じ得るからだ」(本文より)
■目次
まえがき──民主主義を直感するために
I 部
デモについて
亡命はなぜ難しいのか?
党内運営の諸問題
いまメディアに求めるもの
権力のダイエット
どうして政治について考えることが必要なのか?
II 部
知性の最高状態
生存の外部──嗜好品と豊かさ
インフォ・プア・フード/インフォ・リッチ・フード
これからの日本を生き延びるためのブックガイド
III 部
民主主義にはバグがある(山崎亮氏と対談)
変革の可能性としての市民政治(村上稔氏と対談)
教員は働きたいのであって、働くフリをしたいのではない(白井聡氏と対談)
IV 部
辺野古を直感するために
■引用
「デモとは何か。それは、もはや暴力に訴えかけなければ統制できないほどの群衆が街中に出現することである。その出現そのものが「いつまでも従っていると思うなよ」というメッセージである。だから、デモに参加する人が高い意識を持っている必要などない。ホットドッグやサンドイッチを食べながら、お喋りしながら、単に歩けばいい。民主主義をきちんと機能させるとかそんなことも考えなくていい。お祭り騒ぎでいい。友達に誘われたからでいい。そうやってなんとなく集まって人が歩いているのがデモである」(p.19)
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