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群集心理|ギュスターヴ・ル・ボン

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■著者
ギュスターヴ・ル・ボン
桜井成夫訳

■内容
民主主義が進展し、「群衆」が歴史をうごかす時代となった19世紀末、フランスの社会心理学者ギュスターヴ・ル・ボンは、心理学の視点に立って群衆の心理を解明しようと試みた。
フランス革命やナポレオンの出現などの史実に基づいて「群衆心理」の特徴とその功罪を鋭く分析し、付和雷同など未熟な精神に伴う群集の非合理的な行動に警告を発るに至ったのである。

社会心理学の研究発展への道を開いた古典的名著にして、「ポピュリズム」を考えるための必読書!

■目次
●第1篇 群衆の精神
・第1章 群衆の一般的特徴──群衆の精神が統一する場合の心理法則
・第2章 群衆の感情と徳性 
  第1節 群衆の衝動的で、動揺しやすく、昴奮しやすい性質
  第2節 群衆の暗示を受けやすく、物事を軽々しく信ずる性質
  第3節 群衆の感情が誇張的で、単純であること  ほか
・第3章 群衆の思想と推理と想像力
  第1節 群衆の思想
  第2節 群衆の推理
  第3節 群衆の想像力
・第4章 群衆のあらゆる確信がおびる宗教的形式
●第2篇 群衆の意見と信念
・第1章 群衆の信念と意見の間接原因
  第1節 種族性
  第2節 伝統
  第3節 時  ほか
・第2章 群衆の意見の直接原因
  第1節 心象(イマージュ)、言葉および標語
  第2節 幻想
  第3節 経験  ほか
・第3章 群衆の指導者とその説得手段
  第1節 群衆の指導者
  第2節 指導者の行動手段──断言、反復、感染
  第3節 威厳
・第4章 群衆の信念と意見が変化する限界
  第1節 固定した信念
  第2節 群衆の変動しやすい意見
●第3篇 種々な群衆の分類とその解説
・第1章 群衆の分類
  第1節 異質の群衆
  第2節 同質の群衆
・第2章 いわゆる犯罪的群衆
・第3章 重罪裁判所の陪審員
・第4章 選挙上の群衆
・第5章 議会の集会

■引用
「社会の最上層から最下層にいたるまでの各層において、人は、単独でなくなるやいなや、ただちに指導者の掟に従うことになる。大部分の個人は、特に俗衆のうちに立ちまじれば、自分の専門以外には、何らはっきりした理詰めな考えをもたなくなり、自ら身を処することもできなくなる。そこで、指導者が、その手引きになるのである」(p.154)

「今日、国家の権力が、論議の的にされて弱まるにつれて、指導者たちが、次第にそれにとってかわる傾向がある。これら新しい支配者たちは、その圧政力のおかげで、かつてどんな政府が克ち得たよりも、はるかに完全な群衆の心服を克ち得ている」(p.154)

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