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天然知能|郡司ペギオ幸夫

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■著者
郡司ペギオ幸夫

■内容
「考えるな、感じろ」とブルース・リーは言った。計算を間違い、マニュアルを守れず、ふと何かが降りてくる。それらはすべて知性の賜物である。今こそ天然知能を解放しよう。人工知能と対立するのではなく、想像もつかない「外部」と邂逅するために。

一見やさしく書かれていますが、バカにしてはいけません。世界の見方を変えてくれます。――養老孟司一見やさしく書かれていますが、バカにしてはいけません。世界の見方を変えてくれます。――養老孟司(解剖学者)

AIブームへの正しいカウンター。自然/人工の檻の外へ、知性を解き放つ! AIみたいな人間と人間みたいなAIにあふれる社会への挑戦状。――吉川浩満(文筆家)

■目次
1 マネコガネ―知覚できないが存在するもの
2 サワロサボテン―無意識という外部
3 イワシ―UFOはなぜ宇宙人の乗り物なのか
4 カブトムシ―努力する神経細胞
5 オオウツボカズラ―いいかげんな進化
6 ヤマトシジミ―新しい実在論の向こう側
7 ライオン―決定論・局所性・自由意志
8 ふったち猫―ダサカッコワルイ天然知能

■引用
「創造とは、今までなかったものを創ることです。別にあなたはアーティストでもないだろうし、創造なんて、と思うかもしれません。しかし、ただ毎日生きるだけでも、創造です。今までなかったあなたが、一瞬ごと、時々刻々と、創られるわけですから。
あなたは、創るということに対して、アーティストを思い浮かべ、「何かを創ることなんてことは、そういうイメージを持っているアーティストだけの仕事だろう」、と思ったかもしれません。しかし、アーティストの頭の中にイメージが存在するとき、それは既に存在するものになってしまいます。自分の内なるイメージを外に出して形にするだけなら、それは創造ではありません。なかったものを創るとは、自分の知らない向こう側からやってくることを待つしかないのです。
自分からは感じることもできない、自分の知らない向こう側、これを外部と言うことにします。創造とは、外部からやってくるものを受け容れること、なのです。アーティストがイメージするものは、外部からやってくるものが降臨する場所、やってくるきっかけに過ぎない。アーティストとは、平凡な私たちよりほんの少し、外部への感度がいいだけで、創造についてやっていることは同じ、外部を受け容れること、なのです」(p.22)

「自分らしく生きる者は、自分勝手で利己的な者でしょうか。
逆です。周囲を気にせず創造を楽しむ者だけが、他者を受け容れることができるのです。あなたが、気にする周囲は、所詮、あなたが既に気づいている、あなたの内側の者にすぎない。周囲を気にし続けるあなたは、外部を感じることができず、自らの内側に留まっているのです。
創造は外部を問題にするのです。だからこそ、周囲を気にせず、まるで孤立して、一人で勝手に創作しているように見える者だけが、知覚し得ない他者を、受け容れることができるのです。自分らしく生きる者だけが、外部に対して開かれるのです」(p.24)

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